今日もお疲れ様です、風花猫です。📚️
さて、今回は私が中学生時代に出会った、とある洋書についてのお話です。
当時、ハリー・ポッターシリーズを読んでいた私は、友人から、とあるダークファンタジー小説がある事を教えてもらいました。
それが「ダレン・シャン」。
面白い事に、作品のタイトルと、執筆された作家さんの名前が同じで、まるでノンフィクションであるかのように感じてしまいました。
(もちろんフィクションです…😅💧)
さておき、この作品は、ダレン・シャンという少年が、とある『奇怪なサーカス』を、友人のスティーブと共に観に行く事から始まります。
そのサーカスは『シルク・ド・フリーク』と名乗り、特殊な団員たちで構成されていました。
決して切る事が出来ない髭を持つ「ひげ女」トラスカ。
後にダレンの親友となる「蛇少年」エブラ・フォン。
彼らを率いる団長のミスター・トール、などなど。
そして、後のダレンの運命を大きく変えることになる、「バンパイア」のラーテン・クレプスリー。
ダレンはクレプスリーの演目で登場した「毒蜘蛛」のマダム・オクタに魅了され、彼女を盗み出してしまいます。
ところが、そのせいで友人のスティーブがマダムに噛まれてしまい、命の危機にさらされてしまいました。
ダレンはスティーブを助ける為に、クレプスリーと「ある取り引き」をします。
それこそが「彼の血を受け、バンパイアになること」。
こうしてダレンは「半バンパイア(体がまだ完全なバンパイアになっていない状態)」となり、徐々にバンパイアとして成長しつつ、彼らをめぐる様々な出来事に巻き込まれていく…、というストーリーです。
個人的な感想ですが、バンパイアにまつわる作品を、児童文学で読んだのが初めてだったからか、とても印象に残っています。
確かにバンパイアは恐ろしい存在だけれども、彼らには彼らの「掟」があって、無闇に人を襲うわけではない…。
また、バンパイアが登場する作品は、どうしても「バンパイアハンター」目線で描かれがちな気がしますが…(『ヴァン・ヘルシング』とか『ブレイド』とか…🎥)
ダレン・シャンは『バンパイアになるまで』を含め、バンパイア側の視点が描かれているのがユニークに思います。
ただ、この作品にはショッキングな表現もありますので、そうした記述が苦手な方には、強くオススメは出来ないです…😣💦
(一応「児童向け」となっているのですが、ある程度の年齢になってからの方がいいのでは…と思っています…。)
余談ですが、この作品は映画化・漫画化もされておりまして、漫画版の方では、上記のショッキングな表現は、少し和げられているようです。
ただ、映画版・漫画版共に、原作との相違点が多いようですので、まずは原作をお読み頂いた方がいいかも…、と思います。
ちなみに原作は全12巻(外伝を入れると13巻)で、中々のボリュームです…😅💦
それでは、ここまでお読み頂き、ありがとうございました!😸📖
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