風花猫の雑学ブログ🐾

ちび学問と、お茶飲み話です。📚️🍵

葉祥明 阿蘇高原 絵本美術館のお話。🖼️

お題「好きな画家は?行ってよかった・おすすめの美術館のエピソード」

 

今日もお疲れ様です、風花猫です。🖼️

 

夏は暑さばかりに気を取られがちですが…。野山に目を向けますと、葉を繁らせ、花を咲かせ、しっかりと生きる植物の姿が見られたりして、なんだかしみじみしたり。

 

ヒマワリを筆頭に、アサガオやキキョウ、アジサイも。最近のあまりの暑さで、ぐったりしている事もありますが…☀️😵💦

 

ともあれ。私が昔行きました、葉祥明 阿蘇高原 絵本美術館も、夏になれば、青々とした草原の風景を見る事が出来る場所で…。

 

(ただ、私が行った時期は4月の終わり頃でしたので、丁度野焼きがあったらしく、草原はちょっと寂しげな風景でしたが…😅💦)

 

今回は、阿蘇にある美術館*1を訪ねた時のお話です。🎨

 

お題を提案して頂いた、hate4150様、ありがとうございます!✨

 

さて、私が好きな画家さん、葉祥明氏。熊本出身の画家・絵本作家であり、詩人でもある方で。

 

1973年に絵本「ぼくの べんちに しろいとり」を発表された後、絵本作家としてデビューされました。その後、故・やなせたかしさんに見出だされた事をきっかけに「メルヘン作家」として活動の場を広げられたそうです。

 

出典:当館について|葉祥明美術館

https://www.yohshomei.com/about/index.html

 

草原と青空の風景画を描かれていて、優しい色合いがとても好きなのですが、同氏の描かれた「ジェイク」という白い犬のキャラクターも好きで。

 

以前から、機会があれば、絵本美術館に行ってみたいと思っておりました。

 

そして、数年前の熊本旅行の際に、ついにチャンスが…!🥰✨

こちらが、その時の写真です。📷️❇️

 

 

最初の感想は「絵本の世界に来たみたいだなぁ」でした。🐾

何しろ、周りの環境も含め、佇まいが可愛らしくて。

 

美術館内も、一言で言ってしまえば「メルヘン」。なんとも居心地の良い場所でした。

 

館内は、作品の展示以外にも、カフェテリアやショップも併設されていて、葉祥明氏の実弟であり、絵本美術館館長である、葉山祥鼎(しょうてい)氏が発行した絵本「ブルー・ビー」の原画も展示されていました。

 

そして、美術館からドアを開けて外へ出ますと、今度は「ジェイクの小道」なるスポットが。

 

その写真が、こちら。📷️❇️

 

 

…先述致しました通り、野焼きの後でしたので、寂しげかも…。

 

ただ、美術館の学芸員さんは「もう少しして、夏が来たら、青々と芝生が生い茂って、綺麗になるんですよ」と仰っていました。

 

野焼きは火災等のリスクもありますが…、自然の管理や再生の為には、こうした「人の手による手入れ」も大事ですね…。

 

総じて、絵本美術館は阿蘇の自然の中にある美術館でしたので、空気も澄んで、静かな時間が流れていました。

 

皆様も、機会がございましたら、ぜひ一度は足をお運び頂きたく思います…。😌🌼

 

(阿蘇高原 絵本美術館についてのリンクです。🔗)

姉妹館|葉祥明美術館

https://www.yohshomei.com/shimaikan/index.html

 

最後に、葉祥明氏が発表された、ある絵本のお話を。

 

同氏が2000年に発表された「あの夏の日」という絵本。

 

この絵本には、表紙こそ美しい風景が描かれていますが、長崎に原爆が投下された「あの夏の一日」が、壮烈なタッチで描かれています。

 

戦争を、2度と起こしてはならない。

平和への強いメッセージが込められた一冊です。

 

終戦記念日である本日に、祈りを込めて、公開致します。

 

(お題のお話と、締めくくりの趣旨が異なってしまってごめんなさい😿💧)

*1:今回の記事でご紹介した『阿蘇高原 絵本美術館』は、北鎌倉にある『葉祥明美術館』の、姉妹館だそうです。