風花猫の雑学ブログ🐾

ちび学問と、お茶飲み話です。📚️🍵

「さとるくん」と、都市伝説。🏙️

お題「好きな都市伝説を教えて」

 

今日もお疲れ様です、風花猫です。📚️

 

今回は「みんなのお題」より、思わず反応してしまいました、都市伝説につきまして。つらつらと書かせて頂きたく…。

 

最初に、お願い事を…。記事中の見解等は、あくまでも個人的なものであり、情報の真偽や至らない点も含め、軽ーくお読み頂きますよう、お願い致します…😿💦

 

お題を提案して頂いた、ac_zakki様、ありがとうございます!🌼

 

さて、これはユニークと言いますか、興味深いお題ですね…。

夏が近づくにつれ、何かと話題になりがちな「怪談話」。

 

(「怪談話」と言っちゃってますが、大丈夫です…💦この後きちんと、本題の「都市伝説」に繋がります…😅💦)

 

妖怪や幽霊といった「怪異」が登場する、ヒヤリとするお話で。

 

個人的には、今回の「都市伝説」のお話とも、何処と無く繋がりがあるように思ったり。(あくまで個人の見解です…😢💧)

 

何故ならば、私が好きな都市伝説の一つである「さとるくん」は、妖怪「覚(さとり・人の心を読むとされます)」から来ているのでは、とする説がある為で。

 

※お題を頂きながら、申し訳ありませんですが…😭💦都市伝説自体は「根拠のない噂話」ですので、あくまでも鵜呑みにはなさらないで頂きますよう、お願い致します…😿💦

 

話を戻しまして。この「妖怪・覚」には、なんと民俗学上の資料がある事を知りまして。

 

日本の民俗学を開拓した、柳田国男(1875-1962)が執筆した書籍の中に、「サトリ」に関する記述があるようなのです。

 

参考情報:国際日本文化研究センター 怪異・妖怪伝承データベース「サトリ」

 

https://www.nichibun.ac.jp/cgi-bin/YoukaiDB3/youkai_card.cgi?ID=2180746

 

つまり「都市伝説のさとるくん(噂話)」のルーツを、民俗学上の「妖怪・覚」であるとするならば、いくら「さとるくん」自体は噂話であっても、都市伝説=根拠のない噂話、と、一概に言い切れない部分があるように感じたり…。

 

さとるくんに関しては、妖怪・覚の学術的ルーツがある背景もあって、まことしやかに語られ、いつの間にか、都市伝説と化したのかも。(妖怪の実在を含む「情報の真偽」は、問う事自体が難しいですが…。)

 

昔の人々は、こっくりさん*1を始め、森羅万象に宿る妖怪に対して、信心深い方も多く、妖怪を含めた様々な怪異に対しても、根拠の有無を問うというよりは、信じやすい土壌、だったのかもしれませんね…。

 

都市伝説も、まさにそうした噂話を「信じた人々」の「口伝て」によって流布されたと言えますから、中々、根が深いような。

 

肝心な「さとるくん」の噂についてですが、情報の細かな差異はあれど、比較的に共通していると思われる内容を。

 

まず、公衆電話に10円玉を入れ、自分の携帯電話に電話を掛ける。

 

繋がったら、「さとるくん、さとるくん、おいで下さい」と唱えて、電話を切る。*2

 

すると、24時間以内に、携帯電話に「さとるくん」からの電話が掛かってくる。

 

その電話に出ると、さとるくんが今いる位置を知らせてきて、何度かの電話の後、段々自分のいる位置に近付いてくる。*3

 

最終的に、さとるくんが自分の背後に立つので、この時に質問すれば、どんな事でも答えてくれる…、というものです。

 

ただし、背後を振り返ってしまうと連れ去られたり、既に分かっている質問をしてしまうと、さとるくんを怒らせてしまう、とも…。

 

…くどいようですが、あくまで噂話です…。鵜呑みにはなさらず…💦「何故10円玉なのか」「さとるくんはいつ帰るのか」等々、根拠を含め、不明な点が多すぎる、ので…。

 

都市伝説には、他にも「口裂け女」「きさらぎ駅(架空の駅)」等の、ネット上でも、ある程度情報(どれも真偽不明ですので、ご注意下さい…😢💧)のあるものもありますが…。

 

夏の夜、ヒヤリとするお話がお好きな方は、調べてみては…🙀💦

(怖い話が苦手な方、ごめんなさい…😿💧)

 

最後に、こぼれ話を。実は以前、PS2ゲームで「都市伝説」を主題とする作品をプレイした事がありまして。

 

タイトルは『流行り神 警視庁怪異事件ファイル』。

私はシリーズの1と2しか遊んだ事がないのですが…。

 

…シリーズファンの方には申し訳ないですが…。…かなり、人を選ぶ作品に感じました…。

 

…はっきり言ってしまえば、とてもショッキングな場面や、グロテスクな描写もあり、あまり気分のいい構成ではない、と…。

 

最初は興味本位でしたが、やはり、そうした「怖い作品」を遊ぶには、心構えが必須、ですね…😿💦

 

『好奇心は猫をも殺す』…。イギリスの諺だそうですが…。

 

興味・関心は、好奇心とも密接に繋がるが故に、十分に気を付けなければいけないと、改めて思います…。😭💧

 

それでは、ここまでお読み頂き、ありがとうございました…💦

*1:最初は民間占いとして流行しましたが、後に「霊が憑く」といって「怪談(都市伝説)」化していった経緯があるようです…。この経緯も、さとるくんのように、怪異や噂話が関わると言えますが、こっくりさんに関しては、妖怪研究所を設立し、その功績から『妖怪博士』と呼ばれた井上円了(1858-1919)も、調査した足跡があります。

*2:この時の「繋がったら」というのは、どうも「自分で自分の携帯電話に出る」のではなく「留守番電話サービスのメッセージに吹き込む」という意味、らしいですが…。

*3:なんだか、この「電話」で「段々近付いてくる」というのは、有名な『メリーさんの電話』の噂と似ていますね…。