風花猫の雑学ブログ🐾

ちび学問と、お茶飲み話です。📚️🍵

社会学「孤独な群衆」について。📚️

今日もお疲れ様です、風花猫です。📚️

 

先日、とあるお店で手帳を購入したのですが、なんと価格が80%オフになっており、とてもお得に入手出来ました。・゚・(ノ∀`)・゚・。

 

さて、今回は大学時代に履修した科目「社会学」の中で登場した「孤独な群衆」(または「孤独なる群衆」)という社会学用語について、ご紹介させて頂きたいと思います。

 

とは言うものの、とても専門的過ぎて、用語の解説も難しい為、当記事では「ざっくりと」まとめさせて頂きます…(^^;)

 

「ざっくりまとめ(学問)」の他の記事は、こちらからもご覧頂けます。

 

心理学「ヤマアラシのジレンマ」について。

https://kazabananeko.hatenadiary.com/entry/2023/01/12/122000

 

民俗学フォークロア」について。

https://kazabananeko.hatenadiary.com/entry/2023/01/17/121500

 

 

「孤独なる群衆(原題:The Lonely Crowd)」は、1950年にアメリカの社会学者デイヴィット・リースマンが発表した書籍で、この中で「社会性格論」として、様々な社会環境から影響を受けた人々の性格(社会的性格)について、3つの分類を示して述べています。

 

3つの分類は『伝統指向型』『内部指向型』『他人指向型』であり、その内『他人指向型』人間の事を「孤独なる群衆」としているようです。

 

ここに「孤独なる群衆」に関する、ブリタニカの記述を引用致します。

 

【ブリタニカ国際大百科事典より】
D.リースマンが、その著者『孤独なる群衆』The Lonely Crowd (1950)のなかで分類した他人指向型人間のこと。高度産業化=大衆社会に特有な性格類型の人々で、見かけ上の社交性と裏腹に深い内面的な孤立感に悩む社会的性格をもつ。

 

ここからは、私の自己解釈になりますので、どうぞ鵜呑みにはなさらず、軽くお読み頂きますよう、お願い致します…(>_<)

 

「孤独な群衆」について初めて知った時、私はまるで自分の事を言われているかのように感じました。

 

一見、社会の中でそれなりに人様と関わらせて頂き、交流出来ているように見えながらも、心の中ではいつも「孤独」を感じている…。

 

1人で過ごしている事だけが「孤独」なのではなく、自分が自分らしく生きていない、人と過ごしていても、どこか心に寂しさのような気持ちを抱いている…。

 

言葉にするのが難しいですが、私の場合は「孤独感」と共に「空虚感」という表現がしっくりくるように思えます。

 

きっと、人それぞれ、表現の仕方は様々かと思いますが、リースマン氏が述べたこの分析は、とても鋭い考え方だなぁ、と思いました。
(なんだか感想が未熟で申し訳ありません…(T_T))

 

日本の場合、特に「空気を読む」「協調性」等が重視されがちで、大切な「自分の気持ち」を後回しにしてしまう所も多いように思います。

 

もちろんそれらの視点も大切ですが、果たして「社会(集団)」の中の「個人(自分)」を犠牲にしてまで貫くべきなのか、ここに関しては、議論する物事の性質、論者の立場や価値観により、賛否両論あるかと思います。

 

皆様は「孤独な群衆」とお聞きになり、どのようにお感じになられましたでしょうか…?

それでは、ここまでお読み頂き、ありがとうございました。(^.^)

 

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